PLA と PETG は FDM 印刷で最も一般的な出発材料です。荷重を受ける、暖かい場所に置かれる、衝撃を受けるといった条件では、両者の違いが重要になります。
PLA
- 加熱ベッドの有無にかかわらず、ほとんどの機種で印刷しやすい
- 剛性が高く、形状を保つ必要がある部品に適する
- 耐熱性は低めで、夏の閉め切った車内など高温環境では変形する可能性がある
- 衝撃に対して割れやすい
PETG
- 延性があり、砕ける代わりに曲がって衝撃を吸収する
- PLA より耐薬品性と耐熱性に優れる
- 層間密着が良好で、速度をやや落として印刷することが多い
- PLA より糸引きしやすく、湿気の影響を受けやすい
選び方
寸法精度や外観が主目的で、穏やかな環境で使う部品には PLA が適しています。たわみ、衝撃、屋外使用、熱源付近での使用が必要なら PETG を選んでください。剛性と靭性の両方が必要な場合は、どちらかの材料にすべてを任せるより、別の材料ファミリーを検討する方が適切です。